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Business
WORLD BIZ+
-現場のリアルに迫るVol.9-
世界2位の生産量を誇る、人参ジュース製造事業
ニュージーランドの大地から、日本の食卓へ
2026.9.18
世界各国で幅広いビジネスを展開し、日々汗を流している住友商事グループの社員たち。そんな社員が現場で奮闘するリアルな姿を映し出す、「WORLD BIZ+ ―現場のリアルに迫る―」。今回は、ニュージーランドの大地から日本の食卓へ、高品質な人参ジュースを届けるJuice Products New Zealand(JPNZ)の事業を紹介します。
ニュージーランドの恵まれた環境を生かした人参ジュースづくり
ニュージーランド南島サウス・カンタベリーのティマルに拠点を置くJPNZは、現地で栽培された人参を搾汁し、人参ジュースを製造しています。販売量の約7~8割を日本向けが占め、主に野菜ジュースの原料として使用されており、人参ジュースの生産会社として世界第2位のシェアを誇ります。
人参栽培に適したサウス・カンタベリーでは、冬の寒さが人参の糖度と風味を引き出し、夏には品質の高い人参へと育ちます。JPNZは契約農家に種子を提供し、ジュース専用の人参を栽培しています。通常の人参よりも大きく、大根ほどの大きさに育つこともあるこれらの人参を丸ごと搾汁することが、JPNZの特徴です。人参ジュース専用の原料を一から育てることで、高品質な人参ジュースづくりを支えています。
契約農家と築く、長期的なパートナーシップ
人参ジュースの製造期間は年間7~8カ月。その間、工場は24時間稼働するため、安定した原料供給が欠かせません。JPNZは、事業開始当初から協力する農家を含め、契約農家と長年にわたる信頼関係を築いてきました。品種の選定や最適な収穫時期を農家とともに考えることで、農場側も人員や機械を計画的に確保でき、安定した生産につながっています。
また、ニュージーランドの農業は世代を超えて受け継がれる産業です。長期的な視点を持つ農家とともに事業を育ててきたことが、JPNZの安定した事業基盤を支えています。
人参ジュースの可能性を広げる、次なる挑戦
JPNZでは、製造工程で使用する蒸気の熱源を100%ウッドチップへ切り替えるなど、環境負荷低減にも取り組んでいます。さらに、副産物を有効活用できる新たな市場の開拓や、住友商事グループのグローバルネットワークを活用した販路拡大を進めています。高品質な人参ジュースの新たな可能性を追求しながら、さらなる成長を目指しています。


